■ ID | 755 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Occurrence of heavy metals in alluvial sediments in northern part of Arakawa lowland, central Japan |
■ 著者 | K.G.I.D.Kumari
K. G. I. D. Kumari
埼玉大学地圏科学研究センター 小口千明 C.T. Oguchi 埼玉大学地圏科学研究センター 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター 石山高 T. Ishiyama 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本地形学連合2009年度秋季研究発表会、平成21年10月4日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では荒川低地北部地域における沖積層堆積物中のヒ素や鉛等の重金属類の深度方向の産出状態を把握した。分析には、荒川本流に沿い、当該地域の上流域(陸成層)、中流域(陸成層及び海成層)及び下流域(海成層)の3地域で採取したボーリングコア(概ね20m深まで掘削)を使用した。その結果、鉛の含有量は上流・中流及び下流域の全ての地点で環境基準を満たしていた。一方、ヒ素の含有量についても全ての地点で環境基準を満たしたものの、中流域のピート層では層厚は薄いが自然由来の目安値(49mg/kg)を越えることが判明した。しかし、この地層に含まれるヒ素は人為的な汚染によるものではなく、もともと自然の地層中に含まれているもの(自然由来)であることが確認された。 |
■ キーワード | ヒ素、沖積層、荒川低地、ボーリングコア、含有量 |
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